諸先生方におかれましては、日々のご診療に、ことに新時代の統合医療分野の開拓者として、ご活躍のことと拝察いたします。
さて、私どもは、がんをはじめとする難治性の疾患に対して、また各種の疾患予防のために、重水素低減水を臨床に応用しまた研究すべく「重水素低減水臨床応用研究会」を設立することを考え、ただいま準備中であります。
重水素は、水素に比較してより安定した原子であるために、体の代謝速度を阻害していると考えられています。そのため体内の重水素濃度を下げることによって代謝を促進させ、さまざまな疾患の病態の改善や各種疾患の予防に寄与することが期待されています。
本水は、ハンガリーの生物学者ショムヤイ氏が先端的な研究を行っており、膨大なデータをもとに、その有効性が確認されています。
また動物においては、すでに医薬品として登録され治療に用いられています。
本水を臨床に用いることの有用性は、第一に患者さん自身が、本来水であることから日常の生活において、抵抗なく安心して摂取しやすいということです。第二には、副作用がほとんど認められず継続しやすいということと考えられます。
この患者さんに対する負荷という意味ですぐれた療法であると考えます。
現代医学的なアプローチが、さまざまな意味で限界を迎えているという一般の医師の認知が広がってきていることは確かであると考えます。
そのような時代の潮流の中で、重水素低減水が患者さんの症状改善に大きく貢献することが期待され、本研究会を設立することになりました。
諸先生方のご協力をいただければ幸いに存じます。
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