第1回 重水素減少に関するシンポジウム(国際討論会)
2010年5月13・14日
ブタペスト

 

総合情報
 第1回重水素減少に関するシンポジウム(国際討論会)は、国際会議であり、多くの研究者や開業医達にこの拡大する科学における新たな発展分野やそれに纏わる結果や経験を共有し、知らしめる場となることを希望して止まない。本会議の本質的な焦点としては、自然な形で発生する重水素とガン、糖尿病そして老化に於ける重水素の重要性に対する生物学的な影響にあるが、科学者で構成する委員会は重水素が異なった細胞を調節する働きがあることを示した基礎研究から始まった他の論説も歓迎した。会議の基本的理念は重水素減少に関わる基礎及び使用された研究を進めた世界中の科学者達と会議参加者が一同に会して、これらの結果、経験、科学的且つ臨床情報を共有するため、さらにこれが意味するところとして、この知識を要約して同分野に従事している他の科学者や臨床試験者と専門従事者が臨床試験現場に於ける重水素減少水使用の基礎的な決まり共有することを意味する。

シンポジウムの主要論題
   * 重水素減少とガン研究並びに科学的アプローチによるエビデンス(根拠)に基づくガン治療
   * 重水素減少と糖尿病研究
   * 重水素減少と老化研究

言語
   * 全ての発表は英語による。
     (英語からハンガリー語への同時通訳有り。)

科学委員会
   * ガボール・ショムヤイ博士
   * ガボール・ヤンチョ科学博士
   * ヴァルツェル・ビルト医学博士、博士
   * マイケル・アシュネル医学博士、博士
   * ユーリ・シンヤク科学博士

準備委員会
   * ミクロス・モルナー医学博士、博士
   * イルディコ・ショムリエイ博士
   * ガボール・ショムヤイ博士
   * ガボール・ラスカイ博士

本シンポジウム公式学会主催代理機関
  コネクションズ2000
  

Connections2000 Event and Incoming Agency
H-1016 Budapest, Hegyalja ut 18.
Tel: 36-1-209-0380
Fax: 36-1-209-9334
E-mail: conn2000@conn2000.hu
Web: www.conn2000.hu

本シンポジウム公式スポンサー
    

HYD LLC for Cancer Research and Drug Development(ガン研究及び新薬開発)
Address: H-1118 Budapest, Menesi ut 104. Hungary
Postal address: H-1539 Budapest, P.O.B.695. Hungary
Phone: +36-1-381-0765, +36-1-365-1660
Fax: +36-1-365-1661
E-mail: info@hyd.hu
Web: www.hyd.hu, www.preventa.org


シンポジウムの開催場所
*ラマダ・プラザ・ブダペストホテル
  Arpad fejedelem utja 94.
  H-1036 Budapest
  Web:www.ramadaplazahotelbudapest.hu

会場への行き方
ブダペスト・フェリへジ国際空港(空港識別アルファベット3文字コード:BUD)より22キロメートル(14マイル)、到着地より車で約30分

公共交通機関にて:系統番号93又は200のバスにてコバンヤ-キスペストへ(地下鉄3号線)。
地下鉄を利用しアルパド橋駅へ。そして系統番号1のトラムにてブダ(橋の反対側まで)へ(Szt, Lelek ter)

車での行き方:空港からユロイ通りへ向かい、ハンガリア大通りへ進みやがてカロリー大通りへ、そしてアルパド橋を越えるとホテルは左側に在る。ブ  ダペストには安価且つ効率的に地下鉄やHEVトレイン、バス、路面電車そしてトロリーバス等が容易に接続する公共交通機関網がある。切符は  地下鉄の駅、売店そして新聞・雑誌販売所等で購入出来る。

ブダペスト基本情報
 
正確な情報と詳細
   ・面積:525平方キロメートル
   ・人口:181万5,000人
   ・人口密度:3,456人/平方キロメートル当たり
   ・行政機構:23地区
   ・ブダ:市の丘陵側約3分のを1占め、ドナウ川の右岸に面する
   ・ペスト:市の平坦部側約3分の2を占め、ドナウ川の左岸に面する
   ・島:オブダ島、マーガレット島、セペル島
   ・橋:7つの公共用と2つの鉄道用がある

有益な情報
 
重要番号
  救急 104、警察107、消防 105、自動車クラブ援助番号 188、一般関連問い合わせ 197、内国関連問い合わせ:198、
  国際関連問い合わせ 199、喋り時計 180

クレジット・カード
 よく使用されているタイプ:アメリカン・エクスプレス、ダイナーズ・クラブ, ユーロ/マスターカード、ビザ

電気
 ハンガリーの電力ネットワークは、220〜240ワットで、差し込みは通常の大陸タイプ仕様を使用している。

公共交通機関
ブダペストは効率的な公共交通機関を有している。一般にバス、路面電車そしてトロリー・バスは午前4時30分より午後11時30分まで運行され いる。チケットは地下鉄の駅、自動券売機、タバコ屋、新聞・雑誌販売所又は当会議場の案内カウンターにても事前購入可である。全ての公共  交通機関利用中及び地下鉄駅の出口にて検査係員より有効な切符の提示するよう求められる事がある。このため、切符は最終到着地に着いて 出口を出るまで保持しておかれることが好ましい。




第1回重水素減少に関する国際シンポジウム
科学的プログラム概観
9:30〜10:00 参加登録・ウェルカムコーヒー
10:00〜10:05 開会
第1部 議長:ユー・E・シンヤク博士、ガボール・ヤンチョ博士
10:05〜10:30
1
ガボール・ショムヤイ、ガボール・ヤンチョ、Gy・ヤクリ、ミクロス・モルナー、ガボール・ラスカイ、L.Z. フェヘル、L.G. パスカス:
自然発生する重水素は通常細胞成長値にとって重要となる
10:30〜10:50
2
ラースロー・ボロス博士、イブラヒム・アツィツィ博士、ガボール・ヤンチョ
重水の生理的効果
10:50〜11:15
3
ガボール・ショムヤイ、ヴァルツェル・ビルト、V・ビルト、I・ハウリカ :
環境上の重水素と細胞増殖:放射生物学上の暗示
11:15〜11:40
4
ユー・E・シンヤク、A・I・グリゴリエフ:
長期宇宙探検時における重水素を含まない水の再生と利用
11:40〜12:00
5
D・S・アヴィラ、マイケル・アシュネル:
Cエレガンス(カンセンチュウ目カンセンチュウ科に属する線虫の一種)線虫モデルに於ける重水素減少水の保護的効果
12:00〜13:00 昼食
第2部 議長:ラースロー・ボロス博士、エブラヒム・アツィツィ博士
13:00〜13:35
6
ラースロー・ボロス、ガボール・ショムヤイ:
膵臓、乳及び肺ガンの細胞腺に重水素減少が反応する中間段階の新陳代謝と高分子総合体
13:35〜13:55
7
ガボール・ラスカイ
カナダ藻の葉に減じた重水素内容物の細胞生理学的効果
13:55〜14:15
8
エブラヒム・アツィツィ、K・アクバルザデー、A・ホッセイニ:
Z47DとHT-29ひとガン細胞腺中にある重水素減少水の増殖抑制、細胞周期改変とプログラム細胞死誘導
14:15〜14:35
9
I・ステファネスク、T・ニコラ、C・ムラディン、R・タマイアン、V・ニクレスク、V・フォイルディーン、G・ティテスク、N・パウン:
重水素減少水使用に伴う動物の有機体と反腫瘍性の化合物から成る新たにナフトキノン(正式名1,4ナフトキノンという有機化合物)化した統合体の重水素減少を懸念する研究
14:35〜14:55
10
M・スザボ、T・ベルケニーニ、ガボール・ショムヤイ
自然発生的な悪性腫瘍に悩む犬や猫に重水素減少水の投与及び部分的利用効果
14:55〜15:40 休憩
第3部 議長:ヴァルツェル・ビルト博士、ガボール・ショムヤイ博士
15:40〜16:00
11
M・モルナー、K・ホルヴァス、T・ダンコ、ガボール・ショムヤイ:
STZ(ストレプトゾトシン、ある種の放線菌が生産する二次代謝生成物)誘発糖尿病ネズミにおけるブトウ糖代謝の重水(D2O)含有飲料水の効果
16:00〜16:20
12
ガボール・ショムヤイ、I・グラー、K・クレンペルス、I・ショムヤイ、A・コヴァックス:
前立腺ガンの効果的な1治療方法となる重水素減少 - 二重盲検(実験する側、される側の双方が其の内容を知らされていない方式)且つ任意抽出された第2段階の臨床実験及び前立腺がんを振り返る研究に関する統計的評価
16:20〜16:40
13
K・クレンペルス、I・ショムヤイ、M・ハスザー、ガボール・ショムヤイ:
転移した乳ガン患者の生存に関わる重水素減少効果から評価を振り返る研究
16:40〜17:00
14
Z・ギョンギーニ、F・ブダン、I・スザボ:
肺ガンと重水素減少、臨床・実験的データ
17:00〜17:20
15
ガボール・ショムヤイ、I・ショムヤイ、M・ハスザー、K・クレンペルス:
一般に行われている根拠に基づくガン治療と組み合わせた重水素減少水の人への利用に関わる主要結果と基本的規則
17:25〜17:35 閉会
18:00〜 歓迎会


経歴

ガボール・ショムヤイ博士
ガボール・ショムヤイ1982年に生物学者として、セゲド(ハンガリー南部に位置する都市)大学を卒業後1990年までの期間、ハンガリー科学学士院植物保護学会の植物病理課にて働いた。そして同じ時期となる1983年から1986年までの間に同科学学会にて大学院生として博士号を取るべく奨学金を得た。1988年、彼は分子生物学の分野で彼の論文を口頭試問に合格して博士号を取得した。同じ年、ドイツ・ゲッティンゲンにあるゲオルグ・アウグスト大学よりDFG(ドイツ研究財団奨学金)を得て6ヶ月籍を置き、1988年の終わりからショムリエイ博士は米国ミズーリ州コロンバスにあるミズーリ大学にて博士号取得後、研究員として遺伝子工学と遺伝子地図作製の分野で働いた。自国ハンガリーのノーベル賞受賞者で研究者のセント=ジェルジ・アルベルトの『ガンの真の原因を解明するには分子に及ばない箇所を模索すべきである』発言の直後、1990年にハンガリー腫瘍学会にて上級研究員として自然発生する重水素(水素の同位体)が生物学で一定の規則、細胞間に分子が存在するとした作用の調査を開始した。1993年、彼は共同経営者達と共に、彼の発明に基づく制ガン研究成就、重水素減少に関わる専売手続き、薬として製品登録実施を経てここにHYD有限会社を設立した。1993年から1997年の間に彼はHYD社の科学面での責任者を務め、1997年からは社の最高経営責任者の地位に就いた。2000年に彼は『ガンに打ち勝つ』という題の書物をハンガリー国内にて出版に漕ぎ着け、それからこの書物はルーマニア、日本、米国、韓国そして中国にて出版された。ガボール・ショムリエイは多くの科学的出版物の著者で、それらはハンガリー語、英語そしてドイツ語で訳され、また国内だけでなく国際的にも著名な講演者としてつとに知られているところである。

ガボール・ヤンチョ科学博士
ブダペストにて1941年に生まれたガボール・ヤンチョは、1964年にエドヴェシュ・ロラーンド大学にて化学の学位を取得し、卒業後すぐにハンガリー科学学士院物理中央研究学会に入会した。現在彼は、KFKI原子エネルギー研究学会の科学顧問の要職にあり、且つエドヴェシュ・ロラーンド大学名誉教授の職も有している。1969年から1970年、1976年から1977年、彼は米国テネシー州のテネシー大学の化学学部にて勉学のため過ごした。1982年から1984年はドイツのマインツにあるマックス・プランク化学研究所にて招聘教授として過ごした。彼の調査対象分野は、液体と混合物の特性上にある同位体置換の影響、液状水と水溶液の分子原動力の模擬実験、濃縮された相の分子の振動特性効果の研究などが含まれる。より最近、彼は中性子回折を使用した水溶液の構造上及び機能上の特性に関わっている。彼は120冊以上に上る論文の共同執筆者である。

ヴァルサー・ビルト博士
ルーマニアのヤシ市にある医科・薬科大学の医学部を卒業して、1991年に科学的研究をルーマニア学会で始め、実験及び応用生理学研究室の研究員であり、高名な科学者であるI・ハウリカ(ルーマニア学会のメンバー)に指導されている。1998年から同医科・薬科大学にて教員の1員となり教鞭を取るようになった。1996年、彼は博士号と取るべく生物物理学と放射生物学の研究を始めた。2005年に細胞医学の専門医となり、2009年には実験且つ応用生理学研究室の世話を引き受け、同医科・薬科大学の基礎科学学科の準教授も兼ねる。1998年に最初の重水素減少水供給者らと、低温学と同位体研究機関を免疫学的効果、調査、歴史的な変換、重水素減少水の継続投与による血管の再活動誘導も含めたいくつかの方向に拡大して共同研究を開始。1999年から2000年にかけてベルリン-ブランデンブルグ薬理学協会から奨学金を受け、重水素減少水の各種濃度に於ける効果研究をベルリンにある免疫学センター内マックス・デルブリュック分子医学部門にて許可。2000年よりその研究は契約形態を取り、学会の研究室が国からの援助で下請契約者となり、各研究課題中で重水素減少水の生物学的効果を研究するに至る。2004年には彼は、14の広範囲に発表された重水素減少水の生物学的効果を論じる国内・国際論文を6つの論文として刊行した。2002年、彼は"生物学的放射線保護"にてジュネーブで行われた国際発明品展で金メダル受賞者の1員であり、また "ユーレカ"というブリュッセルの発明サロンにても"免疫の活性"で金メダルを受賞者した。さらに、これらの発明で2つの特許を取得した。彼の研究は放射線保護効果とこれらから成し遂げられる仕組みの調査に焦点が当てられている。ここ数年の間でそれは、培養内の細胞増殖過剰効果について、生体内と生体外の免疫刺激効果、細胞膜陽子ポンプと有糸分裂誘引要因としての細胞内のアルカリ化として論証されている。最近は、同位体割合変質の生物学的効果を(放射能を持つ同位体と放射能を持たないそれを使用し)電極物理学と細胞生物学の方法を用いて研究している。




ユーリ・エメリャノヴィッチ・シンヤク科学博士
ユーリ・シンヤクは1932年3月30日生まれで1955年ゴーリキー州立大学の化学学科を放射化学を専門として卒業した。195年-1958年、彼はソビエト連邦科学学会の物理化学研究所に大学卒業後に属し、化学の学位候補者として卒業。1961年-1963年、シンヤクは宇宙医学研究所にて上級研究助手として従事し、1963年-2010年まで研究所の所長であり、生物医学問題研究所-生命維持装置部門の長である。1972年、シンヤクは技術科学分野で論文を書き、博士号を得た。1977年、彼は専門物理化学の分野で教授の地位を与えられた。1961年より彼は再生力有る物理的化学的生命維持装置を宇宙船と軌道宇宙ステーションの乗組員用としての技術を開発した。シンヤクが持つある技術は、軌道宇宙ステーションの再生力有る水供給装置の開発に"サリュート"、"MIR"そして"ISS"の名前で利用された。
(そのような装置は"SWR-C"、"SRW-U"の名前にても。) シンヤクは、生物学的、物理学的、化学の方法を用いた環境にやさしい生命維持装置構造を開発した。昨年、シンヤクは新たな科学的道筋を編み出した:植物、動物そして人を含む生物活動に必要で化学的に作られた成分(水、酸素、カルシウム、マグネシウムなど)の最上同位体を合成する環境の雰囲気を生み出し又保護する生命維持装置である。この生命維持装置が目指す主要点は、多量同一の同位体(重水素18Oなど)を水、雰囲気、植物、動物そして人間から除去する事が含まれている。彼は、蒸留水の電解を元に低濃度の重水素で水を回収する技術を開発した。重水素を含まない水は、次の目的に使用されている:高等植物の栽培、鳥類の飼育-ウズラ、抗腫瘍特性の研究、放射線遮蔽特性の研究。それは、重水素を含まない水(と、低濃度の18O2、重水素ガスが加わった水)を前向きな医学-生物学活動に活用することが示された。シンヤクは、300を超える科学研究(原稿、学術論文、特許含む)の著者である。彼は、"Znak Pocheta"(旧ソビエト連邦の民間人名誉勲章)受賞の命を与えられており、またロシア宇宙飛行士機関よりガガーリン・コロレフ賞受賞者である。彼は国際宇宙飛行士学会会員、K・E・ツオルコフスキーに続きロシア人宇宙飛行士会会員及びロシア共和国技術科学学会員で、ロシア共和国の名誉発明家、ロシア共和国の名誉科学者そしてロシア政府桂冠賞者である。

マイケル・アシュナー博士
アシュナー博士は、自身の理学士号をニューヨーク州ロチェスターにあるロチェスター大学にて1980年に取得し、解剖学と神経生物学の博士号をニューヨーク州ロチェスターのロチェスター大学院医科歯科スクールにて1985年に取得した。暫らくの間、同じ機関で毒物学の研究員として過ごした後、ニューヨーク州オルバニーにあるオルバニー・カレッジの薬理学学科にて最初の教職員職(最初助手、後に准教授)を引き受けた(1988年-1994年)。次の10年間に彼はノースカロライナ州ウィンストン・セーラムにあるウエイク・フォーレスト大学医学センターにて生理学と薬理学学科にて過ごした。2004年時点でアシュナー博士は、テネシー州ナッシュヴィルにあるヴァンダーヴィルト大学医療センター小児科内の神経生物学科にてグレイ E・B・スタールマン教授として働いた。彼はまたケネディー・センター薬理学学科内と人間の発達についての研究も併せて任命されている。アシュナー博士は、数々の国内・国際毒物学関係討論会メンバー(米医療学会、米環境保護庁、米疾病予防管理センター) 国立健康学会・研究セクション座長を務め、およそ300ほどの原稿、神経毒物学に関する論文の章を著している。彼は、定期刊行物(神経毒物学及び毒物学分野)にて準編集責任者を務め、(毒物学、アクタ神経生物学実験、アルコール)の編集委員である。彼は、毒物学、神経科学学会それぞれのメンバーであり、毒物学の関係学会の研究員国際神経毒物学協会の前会長であった。アシュナー博士の研究分野は、神経生物学及び生理学に於ける星状細胞と中央神経系統傷害の仕組みである。アシュナー博士はとりわけ金属摂取、脳内の分配、過去25年に亘る彼の毛細血管内部を越えて血液脳関門を構成するメチル水銀、マンガンそしてウランの輸送の仕組み、同様にそれら細胞及び分子の神経毒物学の仕組みの研究に特に興味を持っている。研究室での研究は、基礎となる幾多の実験モデル(Cエレガンス、組織培養とげっ歯類)さらに、人間の新生児脳内にマンガン堆積後遺症の追跡検査に取り組む。最も直近に行った重水素減少水関連研究は、Cエレガンス・モデルがマンガンの毒性と加齢に対する予防の役目を確立した事で、マンガン誘導され反発する酸素種世代を減少させるらしいという事である。重水素減少水の効果はDAF-16依存物に現れており、Cエレガンス中に於ける酸化防止たんぱく質と寿命の発現で上昇している。

ダイアナ・シルヴァ・ド・アヴィラ博士
アヴィラ博士は、2005年にブラジルのサンタマリアにあるフェデラル大学にて薬学と生物化学で修士号を取得した。さらに2009年、同じ大学で毒物学的生物化学プログラムにて博士号を取得した。アヴィラ博士は同年、アシュナー博士の研究室にて博士号取得後の研究を自身のプロジェクトとして取り組んでいる。アヴィラ博士は、いくつかの毒物の毒性とげっ歯類とCエレガンスを実験モデルに使用し、中央神経系統の酸化防止効果を調べている。現在彼女は、熱ショックたんぱく質の役割とCエレガンスを使用し、マンガン誘導された神経毒物学遺伝子が関わるパーキンソン氏病の研究に従事されている。最近、彼女はCエレガンス・モデルを使用し、重水素減少水の老化防止効果を明らかにすべくハイドラ・グループを助力した。今までのところ、グループは重水素減少水がCエレガンスの寿命にマンガン誘導の減少が可能なことを発見した。彼らはまた、DAF-16レベルにおける回復で、抗酸化防止薬製造に連携されるたんぱく質の1種がCエレガンスの寿命を延長させられる事を発見した。


ラースロー・ボロス医学博士
ボロス博士は、ハンガリーのセゲドにあるセント=ジェルジ・アルベルト-ギョルギー学校にて医学博士の学位を得ている。ボロス博士は現在、カリフォルニア大学ロスアンジェルス・医療学校にて小児科、内分泌学及び新陳代謝学の准教授、シドマップ有限責任会社の科学主任相談役を兼ねている。ボロス博士は、安定同位体を元にした力学的新陳代謝人物像組み立て技術及びそれの予め登録されたデータのふるいわけ、誘導最適化そして生命ある細胞の生体内及び生体外表現型人物像組み立てと大量同位体を標識化した13C又は2H, (重水素)と共に化学反応を起こす物質ホスト(上位)システムの共同発明者である。彼の主な関心は新陳代謝ネットワークの詳細な分析結果を使用し、臨床前段階の薬剤試験研究に於ける
薬剤抵抗の仕組みである。彼はドイツ・エッセンにあるエッセン薬学学校に奨学金受給者として訪問後にハンガリー・科学アカデミーの研究と訓練のため研究奨学金を得、彼の医学学校内の顧問スタッフとして消化器病学を訓練した。ボロス博士はまた、米国オハイオ州立大学外科医学部で研究科学者として従事した。ボロス博士は、1997年に米国外科医学学会のC.ウイリアムス・ホール優秀出版賞、2001年にカリフォルニア大学よりリチャード・E・ワイツマン記念研究賞、2004年にカリフォルニア州立大学ロスアンジェルス校ハーバー医療センターの一般臨床研究センターより臨床研究最優秀賞の各受賞者である。ボロス博士は、米国ガン研究協会、米国膵臓学会、全米生理学会及び全米消化器学会の現会員である。ボロス博士は現在、膵臓と代謝機能に関する定期刊行物の編集委員を務め、さらに幾多のホルモンと代謝研究、カナダ工学研究評議会、分子と細胞生化学、分析的生化学、オランダガン学会、発ガン遺伝子、栄養学、ガンそして欧州生化学学者連合公式文章にて同等評論委員を務めている。

ガボール・ラスカイ博士
ラスカイ博士は、1979年にハンガリーのセゲド大学を生物学者として卒業し、同年生物物理学科にて研究を始め、1981年に生物物理学で博士号を取得した。彼の博士号論文は、植物光合成器官機能上の脂質環境効果についてであった。ラスカイ博士は、博士号取得後4年間に亘りガン研究を英国マンチェスターのパターソン研究所にて行い、1988年から1992年まで彼は同研究所にて幾多の蛍光発光を研究対象に正常及びガン細胞の比較を行った。そうしているうちに、彼は取得資格単位(その当事博士と科学博士号の間の) 1988年に得た。 その後、ラスカイ博士はセゲド大学医学センターの医療化学学科に勤め、アルツハイマー病に関わる蛍光発光研究に関わった。彼は1996年から1999年にベルギーのリンブルク大学生物物理学研究グループにて働く機会を得、- 蛍光発光染料使用した中立細胞のCa2+、カルシウム恒常性を研究した。1996年以来、彼は植物学科助教授の地位を担い(2007年以来、植物生物学に名称変更)、細胞生物学、植物細胞生物学、細胞生物学の蛍光発光と細胞死仕組みのコースで教鞭を取っている。ラスカイ博士は46,345の累積・衝突する遺伝子に関する35に上る科学出版物を発表しており、大学にて使用される講義文書(植物細胞学)として出版された版は3回連続して3,000部以上の販売売上を上げている。

イブラヒム・アツィツィ博士
アツィツィ博士は、薬学の博士号を1988年にイラン第1と言われるテヘラン医療科学大学の薬学学部教員組織在籍時に取得し、同年卒業後間もなく同教員組織にて薬理学と毒物学の教官として雇われた。アツィツィ博士は、1992年博士としてガン遺伝学と化学療法分野にて研究を開始し、1997年に優秀成績で終えた後も引き続き彼は同教授団内に留まり、助教授及び分子研究所所長となった。2006年、彼は准教授に昇進し、2010年初めには正教授となった。薬学部生と博士号取得予定学生にガン遺伝学と化学療法の理論と実用的局面を教える事に加え、論文そして有資格学生の博士学位論文請求研究課題の管理、連携を行っている。彼の調査対象分野は、下記の如くである。
1) 薬物抵抗、プログラム細胞死と細胞サイクルに関する腫瘍細胞の遺伝学
2) 薬物反応における人口変化に関連した薬理遺伝学(個人や集団における遺伝子学的要因による薬物反応の多様性に関する研究)と遺伝子学
3) 細胞と分子レベルにおけるガン療法の新合成又は植物から引き出した化合物の評価
彼の重水素減少水分野における経験は彼が重水素減少水の制ガン属性研究を健康・医療教育省食品医薬品局内研究・開発オフィスの招待を受け取った2年前から始まった。その研究課題は、ソムリャイ博士と彼の仲間により既に報告されている重水素減少水のガン治療の可能性を細胞と分子実験から解明することである。なお結果は部分的に今討論会にて発表される事が期待されており、従って彼らは引き続き異なった角度から調べて行く事を決定した。現在、生体外及びネズミの生体内のガン細胞に対する重水素減少水の酸化防止属性をさらに詳細に調べる実験を行っている。医療科学の1学会員としてアツィツィ博士が世界中のガン患者に対して新しい治療力のある贈りものを緊密な国際協力と努力と共に行う事を心より希望するものである。彼はまた、ソムリャイ博士と彼の仲間が重水素減少水を可能性ある医学関連分野に利用することの価値ある科学的寄与に対し非常に感謝する。




ラデュ・タマイアン理学士
ラデュ・タマイアンは2000年にクルージュ・ナポカ(ルーマニア)のバベシュ・ボヤイ大学の生物学と地理学修士として卒業した。2003年より彼は首都ブカレストにあるブカレスト大学にて科学(生物学)博士号を取得する為の学生であり同時に生物学部教員組織メンバーである。ラデュ・タマイアンは2000年10月以来、ヴルチャ県ヴルチャ(ルーマニア)の国立低温学及び同位体技術研究開発所の一員として働いている。2000年から2007年の間、彼は重水素減少水(軽水)製造の監視・点検及び微生物管理責任者であった。2002年より後述する研究に携わっている。:自然な同位体追跡子(人体内の化学的変化などを追跡する目印として用いる放射性物質)を用いた大気植物土壌構造の水素運搬調査、水素同位体置換えと植物への蓄積研究、重水素減少水が研究施設内動物の健康(毒物学、免疫学及び腫瘍学)にもたらす現場に於ける実験的研究、重水素影響下にある実験室内の質量分析と農場動物による重水素減少水供給の測定、自然薬や合成治療法(重水素減少水を溶剤としたナフノキノン化合物配位子から誘導された反腫瘍化合物)現場での実験的研究。水素同位体と重水素減少現場に於ける国家的研究課題:通常及び病理学上状態の動物有機体に重水素減少水を使用した場合の生物学効果の測定(科学的責任)、人間や大型動物におけるガン予防と治療方法(研究責任)、自然同位体追跡子を用いた大気植物土壌構造の水素運搬調査(研究責任)、水素同位体置換えと植物への蓄積研究(研究責任), 同位体追跡子使用による水文学研究(研究メンバー)、重水素減少水及び派生物確保の為の運搬と技術開発(研究メンバー)。彼が行っている研究:ナフノキノン化合物有効物質を含んだ新たな目標を持つナノ単位の薬物獲得と特徴づけ。

ミクロス・モルナー医学博士
ミクロス・モルナーは生物工学者としてブダペスト技術・経済大学を1979年に卒業し、化学工学者として同大学にて1981年に科学修士の学位を取得した。彼は医学博士としてセメールヴァイス大学医学教員組織を1988年に卒業した。2001年にセメールヴァイス大学医学教員組織にて病態生理学で博士の学位を取得した。1985年から1986年に彼は研究助手として、1989年から1991年に米国セント・ルイス大学にて産科学と婦人科学の両学科において博士号取得後の特別研究員として、1988年から1992年にモルナー博士は、セメールヴァイス大学医学教員組織で病態生理学研究所実習生として、1992年と1996年に米国セント・ルイス大学にて2ヶ月間産科学と婦人学両学科客員教授待遇で、1992年から1993年セメールヴァイス大学医学教員組織で病態生理学研究所副非常勤講師として、1998年に米国セント・ルイス大学にて2ヶ月間物理療学科及び薬理学科客員教授として、1993年から2001年に彼はセメールヴァイス大学医学教員組織で病態生理学研究所助教授であった。2001年以来、彼はセメールヴァイス大学医学教員組織で病態生理学研究所准教授である。
モルナー博士は、幾多の賞及び名誉受賞者である。彼は1999年以来、ハンガリー病態生理学会の委員である。モルナー博士は、60に上る論文の著者であり、彼の出版物は126にも及ぶ。

クリスティナ・クレンペルス医学博士
クリスティナ・クレンペルスは医師として1991年にハンガリーのブダペストにあるセメールヴァイス大学医療学校を卒業。彼女は1987年にセメールヴァイス大学の解剖第2部の神経内分泌研究に医学生として加わり、さらに脳下垂体機能調節の細胞と分子の局面と視床下部制御の両研究に参画し、卒業後に助教授となった。彼女は、解剖学、組織学そして発生学講座を医学生のハンガリー語とドイツ語コースを取る医学生に総解剖学、組織学の研究室クラス及び講座にて教える経験を培った。米国メリーランド州ベセスダにある国立神経障害と脳卒中研究所で博士号取得後の特別研究員として1994年から1996年に彼女はもとの交配と免疫組織化学的処理方式を使用した成長ホルモン放出抑制ホルモン受容体、mRNAs伝令リボ核酸、の分布を調査した。ハンガリーにある人用血清製品と医薬品販売元会社(ハンガリーのゴロード市にある)で、彼女は1997年より生物学的同等性試験の立案に参画している。2004年以来、彼女はHYD LLC社にてガン研究、新薬開発、数多くのガン治療、予防と重水素減少の新しい特許手続きに自身が得た豊富な経験を活用している。

ゾルタン・ギョルギー博士
ゾルタン・ギョンギ博士は1996年に生物学者として、ハンガリーのデブレツェンにあったコシュート・ラヨシュ大学を卒業した。彼は1996年にハンガリーのセゲドにあるセント=ジェルジ・アルベルト-ギョルギー医科大学で、さらに1998年ペクス大学にて博士号取得候補学生であった。彼は、博士の学位を同ペクス大学より2003年に取得した。2003年から2006年まで彼はフランスのニースにある国立科学研究センター内で大学その他の高等教育機関やその他の研究機関と共同で立ち上げる(研究訓練ネットワーク)が博士号取得後の特別研究員であった。2001年から彼は副非常勤講師として、2004年から同ペクス大学・医科大学院にて公衆衛生と予防用薬品の非常勤講師であった。彼の興味対象分野は生命分子の仕組み、発ガン現象そしてガン予防である。彼は15に上る科学論文(影響要因30、引用53)の著者である。彼の論文は重水素減少の分野があり:Virag V, Varjas T, Gyongyi Z, Somlyai G, Ember I, Nadasi E:ガンによる体重減少時の自然製品による食事療法の可能性ある役割:動物モデル。ACTA ALIMENTARIA 36(2):249-256, 2007, Gyongyi Z, Somlyai G:重水素減少が発ガン因治療されたハツカネズミのガン原遺伝子、ハーラス遺伝子とp53遺伝子発現を減じる事が可能。生体内で14(3):437-439, 2000.これら重水素減少に関わる主要結果の研究:遺伝子の法則、細胞周期内法則と腫瘍成長が演じる手がかりとなる役割:が動物実験によると重水素減少に敏感である。


抜粋

自然発生する重水素は通常細胞成長値にとって重要となる

1ガボール・ショムヤイ2ガボール・ヤンチョ、2Gy・ヤクリ、3ミクロス・モルナー、4ガボール・ラスカイ、5L.Z. フェヘル、6L.G. パスカス、

1HYD 有限責任会社, ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー。2KFKI原子エネルギー研究学会、ブダペスト、ハンガリー。3セメールヴァイス大学・医科大学院、ブダペスト、ハンガリー。4セゲド大学植物・生物学科、セゲド、ハンガリー。5アヴィディン有限会社、セゲド、ハンガリー。6ハンガリー科学アカデミー生物学研究センター-機能ゲノム研究室、セゲド、ハンガリー。

生命有機体内にて自然発生する重水素の役割は重水素(150ppm)が自然のまま多量に残存する水の代わりに重水素減少水(30-100ppm)を使用・検査した。重水素減少水がL929線維母細胞、HT29 結腸、A4、MDA(メチレンジオキシアンフェタミン、幻覚剤の一種)、MCF-7 乳、PC-3 前立腺、M19 悪性黒色腫ら細胞腺の成長数値を著しく減少させた。抑制効果は培地の重水素濃度を3〜5段階で徐々に減少させた際にさらに著しかった。重水素減少水の生体内における制ガン効果を調査する為、ヒト乳がん細胞株;MDA, MCF-7を、CBA/Ca(遺伝子改変に用いられる)ネズミに移植させた。実施された動物グループ(17)の飲料水は、移植後1日目に重水素減少水(30ppm)に取り替えられた。移植後80日後、管理されている全てのネズミ(10)は1例を除き死に、同時に動物(12)の70%は処置されたグループ内でまだ生きていた。他の実験では、PC-3 前立腺細胞はCBA/Caネズミに移植された。重水素減少水による治療は18日目より始まった。12日後、腫瘍はネズミから摘出され組織学的に検査された。有糸分裂し、プログラム細胞死しつつある細胞は算出された。それは、細胞の通常(150ppm)重水素含有水を与えられ管理されたグループにて発見され、3.6%が有糸分裂、1%の細胞がプログラム細胞死であった。割合は、処置されたグループではむしろ殆ど逆で、1.5%が有糸分裂、3%がプログラム細胞死であった。重水素減少水抑制効果の分子背景を明らかにするため、健康な子宮筋層にてCOX2 遺伝子発現がHT29 結腸腫瘍細胞腺を媒介とし、重水素20, 80, 150, 200, 500, 1000ppmの割合で調査された。重水素減少がCOX2発現を抑制し、(活動)抑制と重水素濃度が相互に関連した事が発見された。同時に、COX2発現と細胞内プロスタグランディン(アラキドン酸から生合成される生理活性物質の一群)の集中であった。プロスタグランディンが培地に戻されて加えられると、重水素減少水の抑制効果が減少した。重水素減少水の利用はナノ単位毛細管・加圧誘電ゴムを用いた量的同時分析システムで遺伝子を異なって暗号化させ、アミロライド(カリウム保持性利尿薬)に敏感なNA+ /H+ (膜内外の異なるイオンを相互に逆向きに輸送するたんぱく質) 交換輸送体の活動を修正する。細胞がD/H(重水素から水素への)比率を規定出来、比率変更は分子過程を変える引き金になることを提唱する。一つの可能性としてD/H比率を修正することは、H+輸送システムが細胞内にてD/H高比率となるH+を除く結果となる事を好み活動的である。我々はD/H比率が変わる事はいくつかの遺伝子の発現を同時に規定出来る事、酵素が細胞周期規則と他の分子の仕組みで大事な役割を果たす事を提唱する。我々は、自然発生する重水素が今まで知られていなかった代理分子規制システムで不可欠な要素となることを提案する。

重水の生理的効果

ガボール・ヤンチョ
KFFI原子エネルギー研究学会、ブダペスト、ハンガリー

1931年の感謝祭の日に重水素なるものが発見されて以来、多くの生命有機体における重水(D2O)の効果が幅広く調査されてきた。1950年半ばに数百トン単位の重水を安価に入手・利用出来た事は生物組織の重水素効果研究を著しく促進した。重水の生理的効果として選ばれた幾つかの実例が実際に説明されるであろう。単純有機体における重水が持つ際立った効果が幾つかある。初期実験では重水素が藻に混入し、合体する場合に寿命が相容れない事を示したが、藻を育てて行く為に中膜で使用される水の重水素濃度を徐々に変えていくことにより完全に順応出来る事が重水(D2O)中で後に判明した。他の例として重水(D2O)が含んだ中膜で成長するクロコウジカビがあるが、黒色素の特徴を示して滑らかな白色に合成する可能性を失う。簡単な有機体が重水を成長させ順応出来ることから考えれば、動物を含むより高度な(管の)植物は完全な重水素化に対して抵抗出来る。ネズミを用いた実験では動物が30%の重水と体液の約25%程に重水素化したものを、通常の生活期間で生きるためには再生適応性が著しく損なわれる事を示した。動物の毒性が体液の15〜20%が重水素含有している場合が基準点となることが発見された。重水素代用品結果に対する反応値の減少以来、重水投与により腫瘍の成長が抑制出来るかか否かの質問が重水素発見以降の初期段階で既に生じた。リンパ肉腫と乳腺ガンを罹患しているネズミを用いた実験で腫瘍の成長速度が40%重水の投与で遅くなっているが、重水素の持つ有毒効果によりさらに早く死に至った。重水素及び重水がヒトに対してどれぐらいの毒性があるかという興味深い質問がある。もし、動物実験ベースにて許して頂けるならば"危険"と言われる領域の重水素濃度(激しい生理学上効果を及ぼす2倍の量)は約10%となり、その一例として体重70kgのヒトが危険な結果を省みずに4.8?を飲む事で容易に判断出来る。要するに重水がヒトにとって毒物であるとは見なせられない。これは重水が体液量全体の予測に基づいて広く使用されているため、非常に重要な結論である。重水の効果は、上記に述べた如く重水素濃度を増やしたり、幾多の生理学的過程が広範囲に亘って調査されていることを示した。しかしながら、1993年までにソムリャイと彼の仲間達により通常以下の重水素濃度が培養され増殖した動物細胞の細胞分配の抑制を導き、生物学上過程から重水素減少の敏感さはほんの少しだけ知られていた。


環境上の重水素と細胞増殖:放射生物学上の影響

1,2ヴァルサー・ビルト1.2V. Bild、2I・ハウリカ

1ヤシ医科・薬科大学、ヤシ、ルーマニア
2ルーマニア学会・実験及び応用生理学研究室、ヤシ、ルーマニア

重水の放射線類似作用効果を知ることは、重水素減少水の部分(検証)を成し遂げるための道具を持つことに値し、さまざまな度合いで動物へのガンマ線照射時に批判が起こり、この水の慢性投与効果が動物にて試された。重水素減少水は特に長期化する動物の治療において重水素濃度の大幅減少に著しい効果を証明した。重水素濃度は約90ppmまで低下、通常の濃度である約140-145ppm重水素/プロチウムと比較した。重水素減少水を使用した長期的治療は、動物を放射線LD50(半数致死量)用量照射から大幅に守る。用量依存性は1.41になる。最も強力且つ最近の放射線防護剤(アミフォスティン)の関わりは重水素減少による治療の効果が大幅に増えなかった事である。予防効果は窒素イペライト(塩酸embihine)から出ている化学的放射線類似作用調製品を半数致死量にて投与している際にもあった。抗酸化剤的活動は認められるものの、放射線予防効果を説明するまでには至っていない。最も強い影響として免疫学的特性の不特定な刺激があった。促進作用の仕組みに関する調査は重水素減少水を培地として使用し、培養中の通常及び新生物細胞が細胞増殖の刺激に著しい効果を示し、急速に増殖する細胞分室(造血性及び胃腸粘膜の)を生じる事が出来る。
仕組みの研究は増殖が細胞分裂を調節する構造内にてK+/H+ ATPase(ATPを加水分解してプロトンを排出しカリウムを取り込む胃壁細胞の輸送体)の起こり得る可能性を立証したことを奨励する。結論として重水素減少水が放射線医学的に有効な個体と見なす事が出来た。

長期宇宙探検時における重水素を含まない水の再生と使用

ユーリ・エメリャノヴィッチ・シンヤク、A・I・グリゴリエフ

ロシア科学学会-国立生物医学問題研究所、モスクワ、ロシア連邦

物質循環を基にした生命維持装置を使用しての(例えば、月や火星プログラムなどの)長期宇宙飛行。高等植物、単細胞の海草や他の従属栄養生物もこのような装置の中に含まれる。これが栽培及び医学的且つ生物学的価値を改善された食物製品の集まりで非標準的技術開発の必要を生み出す。長期宇宙探検は放射能遮蔽(シールド)の新たな方法を開発する必要を生み出す高放射能レベルの原因となろう。宇宙飛行士の他、ヒトだけが危険にさらされる事となる。宇宙飛行士の免疫抵抗力の効力増加研究は非常に長い宇宙探検中で重要な要素となる。ロシア連邦科学センター-ロシア科学学会の国立生物医学問題研究所が長期研究課題として重水素を含まない水が示す前途有望な結果と医学的且つ生物学的に好意的価値有る事を諸問題解決策として示した。このゴールが近づき、我々は重水素の低濃度化による水中で受領したガス(水素と酸素)が連続発生する蒸留水の電解を基にした技術を手に入れるため開発した。陰極上の水分解の初段階では、水素の軽同位体がプロチウムとして作られ、この酸化の結果として重水素を含まない水が作られた。重水素を含まない水は下記用途にて我々の手で作られる。
   1) 高等植物の栽培用として
   2) 鳥類の飼育用に-ウズラ
   3) 抗腫瘍特性研究に
   4) 放射線遮蔽特性研究に
高等植物の栽培はシロイヌナズナ(シロイヌナズナ、タリアナ、ディジョン)のような高等植物の種子産出とフィールド・マスタード(アブラナ)は《重水素を含まない》水をかけたところ150〜200%も増大することを示す。ウズラ(日本ウズラ)では成長速度及び、臓器重量の増加が特に再生臓器にて著しく見られた。重水素を含まない水の研究、即ち抗腫瘍物質が腫瘍の成長速度を下げたことを示し、転移速度を下げた事を明らかにし、さらに動物の寿命を延ばした。重水素を含まない水の放射線予防特性の研究では、動物毎による使用量、コバルト60(ガンの放射線療法に使用)のガンマ線照射、寿命延長の寄与、さらに白内障形成速度と総数の減少を示した。長期宇宙飛行では大気中の水分、尿、その他を出所とする再生機能を用いて重水素を含まない水の供給が可能になる。宇宙(空間)生命維持装置開発時に得た研究は医薬、基礎生物学、農業そして他の科学分野にて使用可能になる。


Cエレガンス(カンセンチュウ目カンセンチュウ科に属する線虫の一種) 線虫モデルに於ける重水素減少水の保護的効果

1D・S・アヴィラ、2ガボール・ショムヤイ、1マイケル・アシュナー

1ヴァンダービルト医療センター、テネシー州ナッシュヴィル、アメリカ合衆国
2HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー

線形動物門Cエレガンス線虫は、長寿及び老化研究にとり独特のモデルとなるような有機体である。蠕虫はそのサイズ(長さ1mm), 短い寿命(〜20日間)そしてヒトの必須遺伝情報(60〜80%)に関わる相同(異種生物の器官で、形状や機能は異なるが、発生的には同一起源)において興味有る組織である。属解析から得た知識ベースでは、内分泌腺信号がCエレガンス線虫のインスリン様成長因子信号を含む加齢過程進路の多くを変える重要な役割を強力に示す。うわさされている重水素減少水の加齢防止効果を研究するため、Cエレガンス線虫内のうまく標準化されたマンガン毒性基準が致命的な浸透圧調節欠乏の原因となることを明らかにし、発育の遅れ、ドーパミン作動性神経変性と寿命の短縮などを利用した。この研究で我々は重水素減少水がマンガン誘導効果を減じる事を分析した。N2(野生) 蠕虫の同時発生総数は、35mM MnCl2、35mM塩化マンガン(4,000の蠕虫が一つの管に)が扱われ、30分後に残存マンガンを取り払うため3度洗浄した。次に蠕虫は次の48時間、重水素濃度150ppmのもの(通常水にて完全合成培地緩衝剤として)、重水素濃度120ppmのもの(通常水にて重水素減少水を使用しその比率を25:75にて完全合成培地緩衝剤として)、重水素濃度90ppmのもの(通常水にて重水素減少水を使用して、その比率を50:50にて完全合成培地緩衝剤として)それぞれ処理された。処理後に蠕虫は洗浄され、寿命分析及びたんぱく質摘出と免疫ブロット法(実験的に特定のたんぱく質を検出する方法)準備のため、プレートガラス上に置かれた。我々は、マンガンが蠕虫の寿命短縮の原因となること、120ppm及び90ppm重水素濃度のものでは逆の効果が見られた事を観察した。寿命は老化と重水素減少水が表した老化防止特性と直結する測定法であり、我々はマンガン/重水素減少水で扱われた動物のDAF-16(長寿保証遺伝子)の研究を決心した。面白いことに、重水素減少水は、マンガン露出により失われたDAF-16の発現が復活出来たことを観察した。さらに、DAF-16経路の超酸化物不均化酵素(SOD)とAKTたんぱく質賦活素 - それぞれ下流及び上流たんぱく質はマンガン露出により変わられたが、マンガンの毒性と老化に対してはマンガン誘導効果による活性酸素種の生成が減じられそうだった。重水素減少水の効果は酸化防止剤たんぱく質の発現を高めたり、Cエレガンス線虫の寿命を延ばす転写要因としてDAF-16経路により達成されるようだ。重水素の老化防止の正確な分子構造を明らかにするため、特にそれがDAF-16経路のみに順応するか否かで一層の研究が必要である。意味解釈上かぎとなる語:Cエレガンス線虫、老化

膵臓、乳及び肺ガンの細胞腺に重水素減少が反応する中間段階の新陳代謝と高分子総合体

1L.G.ボロス2ガボール・ショウムヤイ

1カリフォルニア州立大学、SiDMAP, 有限責任会社., ロスアンジェルス、アメリカ合衆国
2HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー

事実上、全イオン交換と酵素の作用にて基質(化学反応を起こす物質)で水を帯びた水素原子 - 細胞膜と水素を介した生成物輸送反応がエネルギー生産における還元当量同様、生命ある全細胞内で減少する高分子合成反応を行う。細胞培養中膜内又は体液中の重水素減少水は一時的に生体外で細胞成長速度を落とし、生体内の腫瘍退化を誘導する。重水素減少効果の正確な構造と哺乳動物細胞中間新陳代謝は十分に知られていない。可能性あるガン発生の仕組みは後述のものが含まれる:1)DNA(デオキシリボ核酸)へ 通常水から重水素の合体がもろさを増し、突然変異、老化そしてガンを促進する。2)重水素は減少する合成の動力学とNADP+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)の発生、膜脂肪酸とコレステロール合成を変える。3)重水素は炭素合成と化成物合成及びエネルギー生産値を変えることにより、トリカルボン(クエン)酸回路及び中間新陳代謝を変える。安定同位体を元にした力学的新陳代謝人物像組み立て研究は、重水素減少水(重水素減少水:100, 50 & 25ppm)の新陳代謝流転修正効果を決定すべく、培養された膵臓(MIA-PaCa)、肺(H-441)、そして乳(MCF-7)管ガン細胞の[1,2-13C2]D-グルコース新陳代謝を通常の重水素を含む水(150ppm)と比べられて成し遂げられた。重水素減少水は、細胞内のグルコース取り込み、酸化及び細胞内のグリコーゲン(糖原)合成を著しく変えなかった。ヒト膵ガン細胞(MIA-PaCa)内で糖分解に関係するペントース(五炭糖)循環流動が減少する。リボ核酸合成及び転換もまた25ppm治療にてヒト膵ガン細胞(MIA-PaCa)を減少する。トリカルボン(クエン)酸回路基質(酵素の作用で化学反応を起こす物質)流動は、乳(MCF-7)管ガン細胞内で減少する。リグノセリン酸(C:24)とパルミチン酸塩合成はヒト膵ガン細胞内で減少され、コレステロール合成は乳管ガン細胞内で減少される。これらの観察から減少した重水素より水素比率がステロール及び脂肪酸前兆合成を調整し、さらに限られた変換合成と新細胞膜形成を経て分割と細胞増殖の数値を関係しそうである。


カナダ藻の葉に減じた重水素内容物の細胞生理学的効果

ガボール・ラスカイ

植物生物学科、セゲド大学、ブダペスト、ハンガリー

水の減少した重水素濃度効果は栄養溶解の中で葉を培養した大型水生植物であるカナダ藻の傷ついていない隔離された葉を重水素の自然(150ppm) 又は低(87ppm)濃度を有する蒸留水が予め用意され、いくつかの重要な細胞生物物理学規定要因光に直面して研究された。
通常水中のカナダ藻の葉は外部培地の緩やかなアルカリ化に誘導されたの対し、低重水素水外部酸性化の初期30分間に見つかったが、序々に減少した数値はおよそ2時間後に調整とほぼ同じ数値の外部アルカリ化が発見された。関連付けられた蛍光定量的研究は可能性ある影響されやすい蛍光の敏感なプローブ3、3-ディプロピル-ポリメチンシアニン(di-S-C3-(3))を使用しており、蛍光色素で細胞の高度に活動していない細胞膜の潜在力(過分極)徴候に増加を見せた。過分極の時間経過以来、外部酸性化は同様で、共に細胞の血漿細胞膜内のプロトンATPアーゼの増大した活動を結合させることが出来る。これらの観察は水雑草の細胞が水中の重水素濃度を低下することを見つけ、そして反応する能力を備えていることを示す。既存細胞内重水素(D)/水素(H)比の急な動揺が観察した細胞内で原因かもしれない。重要なこととして、これらの反応は一時的な性質であり、植物細胞が数時間以内に順応して変化した状態生物物理学的過程である。

Z47DとHT-29ひとガン細胞腺中にある重水素減少水の増殖抑制、細胞周期改変とプログラム細胞死誘導

1.2E. アツィツィ3K・アクバルザデー、4A・ホッセイニ、

1分子研究所、薬理学科と毒物学科、薬学学部教員組織、2医学・生物工学学科、先端医療科学学校、テヘラン医療科学大学(TUMS)、3重水素の生物学的研究センター、原子エネルギー協会(AEO)、4薬学研究及び開発オフィス、食品医薬品管理局、保険医療教育省、テヘラン、イラン

ガン療法はまだ世界中の医療腫瘍専門医間で主要な障害となっている。腫瘍細胞化学療法の失敗は、薬品抵抗の発生がその主な理由とされている。細胞周期の変化や化学療法後に減少したプログラム細胞死の誘発は主としてガン細胞の細胞膜の変化である。新たな混合物のみ又は、ドキソルビシン(抗悪性腫瘍ガン剤の1種)のような強い効能のある化学療法用薬との併用がガン療法で新たに効果的な道筋を開くとして研究されている。過去の報告では重水素減少水に抗ガン作用の可能性を示しました。それゆえ、我々はMTT assay、細胞増殖キット(テトラゾリウム塩の一種)を使用したドキソルビシンと比べるためにヒトの乳T47D及び大腸HT-29腫瘍に用いて原子エネルギー協会(AEO)にて作られた2種類の重水素減少水(AとB)の増殖抑制効果を調べた。細胞周期の変化やプログラム細胞死の誘発はガン細胞の露出が2種類の重水素減少水にされてからDAPI(ダーピー、染色に用いられる蛍光色素の一種で、DNAに対して強力に結合する物質)とアネキシンV-FITC/PI試薬 - FITC[フルオレセインイソチオシアネート、誘導体の一種]とPI[ヨウ化プロビディウム]を組み合わせた抗体キットを用いたフローサイトメトリー(微細な粒子を流体中に分散させ、その流体を細く流して、個々の粒子を光学的に分析する) - 手法にてもおのおの評価された。2種類の重水素減少水はともにT47D及びHT-29腫瘍細胞線の細胞増殖に何ら初期効果を認めない事を示した。しかしながらドキソルビシンの増殖抑制効果は、ドキソルビシンのみの場合と比較して重水素減少水中で準備された時では多少増加した。T47D細胞で細胞周期傾向のDNA複製が行われる細胞周期(S期)は、ドキソルビシンを加えた重水素減少水A(Dox A)のみで著しく増加した。HT-29細胞では、細胞周期の有糸分裂前の間期(G2期)/細胞周期でG2期に引き続き、核が消滅して染色体が両極に分配され、引き続いて細胞質分裂が起きて2つの娘細胞が出来る時期(M期)がドキソルビシンのみの場合と比較してドキソルビシンを加えた両重水素が減少水(Dox AとDox B)にて著しく増加した。ドキソルビシンのみと比較して減少水(Dox AとDox B) に曝されたT47D細胞では、プログラム細胞死と壊死のみその増大をおのおので示した。HT-29細胞に於けるプログラム細胞死誘発の著しい増加は、ドキソルビシンのみと比較して減少水(Dox AとDox B)にて認められた。結果として、これらのデータは過去に報告されたガン細胞内における重水素減少水が化学療法の効果を高める著しい可能性を支持する。
意味解釈上かぎとなる語:ガン療法、重水素減少水、T47D 乳ガン腫瘍、HT-29 大腸ガン腫瘍、細胞毒性、細胞周期、プログラム細胞死

重水素減少水使用に伴う動物の有機体と反腫瘍性の化合物から成る新たにナフトキノン(正式名1,4ナフトキノンという有機化合物)化した統合体の重水素減少を懸念する研究

I・ステファネスク1、T・ニコラ2、C・ムラディン3R・タマイアン1、V・ニクレスク1、V・フォイルディーン4、G・ティテスク1、N・パウン1

1国立低温学及び同位体技術研究開発所、ヴルチャ、ルーマニア. 2市立病院、ティミソアラ、ルーマニア、3S.C.メクロ・システムS.R.L. ブカレスト、ルーマニア、4国立同位体及び分子技術研究開発所、クルージュ・ナポカ、ルーマニア

90年代まで生命有機体の外部及び内部の重水素量を減少させる実現性は存在していなかった。DDW(重水素減少水または軽水)の発見と共に、開発媒体とする簡単な投与又は重水素減少水の飲用に適した水により生命システム中で重水素を素早くかつ簡単に減少することが可能になった。我々の研究では当研究所にて作られた重水素減少水(特許WO/2006/028040:PCT/RO2005/00011-重水素減少水を得るための製法と設備)で製品QlariviaTM (クラリヴィア)という商用製品の主な成分になっています。2つの主な道筋となった実験:最初のものは重水素減少水を減少への媒介として使用し、動物の体内にて重水素の減少を観察したもので、2つ目は重水素減少水を溶剤として使用し、ナフノキノン化合物配位子から誘導された反腫瘍化合物の合成から構成される。文献では重水素減少類の抗増殖及び、又は抗腫瘍効果[1,2,3,4]を言及しているが、通常の状態や重水素減少水投与後の比較出来る重水素割合を示していない。この点で、我々の重水素減少に関わる研究は研究室や家畜を使用して行われており、標準食物や飲料水(証拠多し)そして重水素減少水(実験多し)にて栄養分を与えられていた。生物学的サンプルは(液体及び固体サンプル)質量分析法にて分析された。新たに合成されたこれらの抗腫瘍化合物は、ナフノキノン誘導体の金属複合体で成り立っている。合成過程でその新化合物の重水素含有量を減少するため、重水素減少水は遷移金属塩(ニッケル、銅、コバルト)の溶剤であった。最初の実験シリーズの結果は自然な状態を示しており、有機体は生物濃縮過程を経て重水素が増える傾向がある。しかしながら、重水素減少の程度は標本遺伝子型及び行動、また重水素の減少する培養基濃度、さらにこの効果は時間次第でその影響下となるようである。2つ目の実験シリーズの結果からは新タイプの抗ガン化合物を低重水素含有量にて生体外及び生体内両方にて将来的な実験として得ていた。結びとして、重水素減少水は生物学的試験及び可能性ある両者一体の抗ガン療法の化学過程にて重水素減少の合成媒介物として使用可能である。


自然発生的な悪性腫瘍に悩む犬や猫に重水素減少水の投与及び部分的利用効果

1M・スザボ、2T・ベルケニーニ、3G・ショムヤイ

1動物センター、ブダペスト、ハンガリー、2アルファベット動物病院、セーケシュフェヘールヴァール、ハンガリー、3HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー

犬や猫が有する悪性腫瘍は通常水道水(16.8mmol/L、150ppm)に代えて重水素濃度が2.8mmol/L (25ppm)含まれたヴェテラ-DDW-25R A.U.V. 重水素減少水を与えられた。重水素減少水療法は腫瘍の切除をするのに十分であった際、手術と共に用いられ、いくつかのケースでは重水素減少水が唯一の治療法として用いられた。81匹の犬と14匹の猫の乳房ガンでは、70%以上の反応割合を得、動物で50%以上の完治を達成した。類似した有効性は43匹の犬と3匹の猫で有する直腸腫瘍においても認められた。70%以上のリンパ白血病猫で完全な反応が成し遂げられた。犬の肉腫でも短期反応又は全く反応無しを示した。重水素使用結果として、12週間に及ぶ犬と猫の治療過程で通常水の代わりに重水素減少水を摂取した際に血清重水素濃度が緩やかに減少したことが再度発見された。血清重水素濃度の緩やかな減少は、仮に我々がある一定の腫瘍(潰瘍性、広範囲、再発した、転移性の,悪性の黒色腫、経口的重水素減少水治療法にかなり抵抗する肉腫)に対してより早い重水素減少を達成する事が達せられるならば、重水素減少水の効果を高められる可能性について問題を提起した。重水素濃度の素早い減少を行うため、重水素減少水の新しい注射用処方が開発された。予後の悪い悪性腫瘍に冒された犬が重水素減少水の注射処方治療に送られた。
局所的治療は以前の経口的重水素減少水投与に抵抗があり、続いて起こる外科的な介入治療で作られた有利な状態で腫瘍の退行を引き起こした。腫瘍は顕微鏡検査で確認されたが腫瘍細胞の浸潤が重水素減少水の注射用処方で引き起こされて無くなっており、分界と結果として生じる浸入する腫瘍の拒絶反応にも関わらず重水素減少水の注射は腫瘍環境で健康な組織に無害である。経口的及び局所的同時治療は治療効果を高め、再発を予防する為にいくつかの動物に対して始められた。併用治療の結果として、犬は腫瘍が無くなり無症状で療法後3年ないし3年半後もまだ生きていた。重水素減少水の注射のみ又は、手術との併用が予後の悪い活動的な腫瘍の効果的なガン治療を提供する。

STZ(ストレプトゾトシン、ある種の放線菌が生産する二次代謝生成物)誘発糖尿病ネズミにおけるブトウ糖代謝の重水(D2O)含有飲料水の効果

1M・モルナー1K・ホルヴァス、1T・ダンコ、2G・ショムリエイ

1セメールヴァイス大学病態生理学研究所、ブダペスト、ハンガリー
2HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー

水素の安定同位体である重水素は酸素を結合して重水(D2O)を形成する。重水は水(H2O、150ppm)の6700分の1の自然環境に存在し、生物学的効果を表す事が期待されている。証言が示唆するところのいくつかの方向で、重水は膵島からのインシュリン(ブドウ糖利用促進による血糖降下作用を有する膵臓ホルモン)放出を抑制する。細胞環境の重水内容物で低下行動を示すデータはほんの少しか又は皆無である。幾つかの臨床的及び実験的観察では重水の減少がさまざまな腫瘍細胞で抗有糸分裂効果があることを示している。幾つかの臨床的観察では糖尿病患者の間でブドウ糖代謝による重水減少妨害を示している。我々の経験からストレプトゾトシン誘発糖尿病ネズミにおけるブトウ等代謝の重水を取り除いた場合の効果を検査したかった。糖尿病はストレプトゾトシンの体重1キロ当たり60mgにて単独のip(intra peritoneal、腹腔内) 注射により引き起こされた。2週間後、動物がいくつかのグループに無作為に分けられ糖尿病を患った動物で 2x1 U/日のインシュリン治療を受けた場合と受けなかった場合とでのブトウ糖代謝の重水(25-150ppm)効果が検査された。次の限定要素にて検査された。-血清ブドウ糖、果糖アミン、血糖値、クレアチニン、チオバルビツール酸反応性物質とインシュリン- 尿糖、クレアチニンそして蛋白質。実験終了段階となる治療の8週間目にて、GLUT-4(糖輸送担体)と連携した細胞膜はヒラメ筋(ヒトの下肢の筋肉の一つ)からウエスタン・ブロットテクニック(サイズ分離した蛋白質を膜に写し取り抗体で標識する方法)により推定される。我々の結果ではストレプトゾトシン治療によって血清ブトウ糖、果糖アミン、血糖値そしてチオバルビツール酸反応性物質が著しく上昇した事を表す。重水の減少はインシュリンを与えられなかった動物において、その測定された限定要素に何ら影響を与えなかった。しかしながら低重水含有飲料水及びインシュリン治療を与えられたこれらの動物では、これら測定された限定要素が著しく低かった。糖輸送担体と連携した細胞膜もまた、これらの動物では著しく高かった。これらのデータは重水の減少が糖輸送担体の転座と糖尿病を患った動物の増強するブドウ糖取り込みのインシュリン効果を高める事を提案する。重水減少の行動方法は完全には理解されておらず、この疑問をはっきりさせるために更なる実験が必要である。


前立腺ガンの効果的な1治療方法となる重水素減少 - 二十盲検(実験する、される人の双方が其の内容を知らされていない方式)且つ任意抽出された第2段階の臨床実験及び前立腺がんを振り返る研究に関する統計的評価

1G・ショムヤイ2I・グラー、1K・クレンペルス、1I・ショムリエイ、2A・コヴァックス
1HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー 2セント・ジョン病院、ブダペスト、ハンガリー

重水素減少水がヒトへの抗ガン効果及び通常の治療方法の結果を調査するため、4ヶ月に亘り二重盲検の第二段階にて偽薬による管理された臨床試験が前立腺ガンで行われた。追加として、第二段階の臨床試験にて評価された44名の患者に対してこのコースでは過去を振り返られ91名の患者が通常の治療方式と並行して重水素減少水を消費して評価された。治療されたグループにおける第二段階の4ヶ月に亘る臨床試験で前立腺ガンの変化を要約すると、正味160.3 cm3減少を成し遂げられたどころか、その結果は管理されたグループで54 cm3だった。さらにこれらのうち7患者で有効(PR = Partial Response、p=0.46)となり、前立腺の変化は合計で125.2 cm3小さくなり、患者は32%、64%、18%、70%、47%、20%に達し、52.6%がこの試験に入る前に発見されたサイズと比較して減少した。治療されたグループの1患者は、13.4 cm3(59%)減少の有効を成し遂げた。治療されたグループの中で8患者が排尿時の苦情を訴えなくなったが、偽薬にて管理されたグループ(p=0.0041)では経験した変化に対する苦情を言わなかった。延長して経過観察された期間中で44患者は最初の年(試験に加わる日の)に2患者(9.1%)が治療されたグループで、9患者(40.9%)が偽薬にて管理されたグループで亡くなった。(治療されたグループでは極めて少ない死亡率だった。フィッシャーの正確なテスト、p=0.034). 遡及的に評価された91患者の重水素減少水飲用による累積期間は139.2年であった。この期間は初期診断から経過観察終了までで350.1年に及んだ。91患者の中間生存期間は11.02年だったが、その中の46患者(50.5%)は重水素減少水治療以前又は以後の遠隔転移があった。157年という遠隔転移を含まない人口の累積経過観察期間にも関わらず極めて低い死亡率(4患者、8.8%)であったが、中間生存期間を算出し得なかった。診断1年以内の遠隔転移発現患者を調査すると、中間生存期間は5.4年(64.8ヶ月)で重水素減少水の投与が進行性転移前立腺ガンの中間生存期間が15〜20ヶ月という他の研究と比較して、結果的により長期に亘る中間生存期間効果があった。重水素減少水が歴史的に前立腺ガンと確認された患者の進行を遅らせ且つ中間生存期間を延ばして以来、前立腺ガンの死亡率を減少させるかもしれないと示唆する。


転移した乳ガン患者の生存に関わる重水素減少効果から評価を振り返る研究
K・クレンペルス、I・ショムヤイ、M・ハスザー、G・ショムヤイ

HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー

乳ガンは世界中の悪性腫瘍中で最も蔓延している形態の1つである。局部的進行の発生、再発及び又は転移する病は乳ガン患者にとり転帰の初期決定要因と高いリスクを表す。重水素減少水の抗ガン効果は犬と猫の突発性悪性腫瘍の治療で明らかにされた。経口的重水素減少水の治療有効性はまたヒトでも前立腺ガンにおける二十盲検の第二段階臨床試験で確認された。本研究の目的は転移性乳ガン患者の生存を通常の治療法に加えて重水素減少水飲用でもその影響を調査した事である。転移性乳ガン(metastatic breast cancer) で苦しんだ74患者の記録が1993年1月から2005年5月までの間で過去を振り返って評価され、うち6患者は過去に集中及び反復して通常療法を以前から受けて且つ生存に対して限られた期待を持っていた。74患者、135遠隔転移は重水水素減少水治療が始まる前に診断された。通常ガン療法は日々の水分摂取が重水素減少水に取って代わられるなど、経口的重水素減少水治療が追加された。重水素減少水利用と同時に通常治療が74転移性乳がん患者の74.3%で反応を誘発したり又は、腫瘍の成長が停止した。遠隔転移の診断による中間生存期間は47.7ヶ月だった。1, 2, 5ないし8年の生存確率はそれぞれ93.7%、77.8%、33.4%そして9.1%となった。患者の1グループでは著効(Complete Response)又は有効(Partial Response)を成し遂げ、中間生存期間もそれぞれ63ヶ月、50ヶ月となったが、別グループでは不変(No Change)又は進行(Progression of Disease)を示し、中間生存期間がそれぞれ35ヶ月、31ヶ月に達した。摂取する重水素減少水の数量と濃度は治療期間と体重が考慮され、重水素減少単位なる新しい限定要因が紹介された。著効と有効の頻度は、1重水素減少単位以上を処方して重水素減少水を飲用しているグループ(p=0.0028)で著しく上昇し、重水素減少が0.6単位に達した際に境界線上有意な結果(p=0.046)が示された。病状に進行又は変化無い多数の患者は重水素減少水を少量処方又は不規則な間隔で消費した。経口抗ガン剤としての重水素減少水適用は、中間生存期間療法の通常形態と同時に著しく延びた:著効と有効を成し遂げた患者の中で中間生存期間は2ないし3倍と著しく引き起こした。我々は重水素が転移性乳ガン患者の通常治療の養生法となり得る事を示唆する。


肺ガンと重水素減少、臨床・実験的データ

Z・ギョンギーニ、F・ブダン、I・スザボ

ペーチ大学公衆衛生及び予防医学学科、ペーチ、ハンガリー

セラピーの開発にも関わらず、肺ガン患者の生存の短さは依然として期待はずれとなっている。このように新しい抗原免疫増強剤による戦略が見つけることがガン治療の焦点となっている。重水素減少は植物の細胞分裂を阻止し、腫瘍形成に関わっている遺伝子を抑制する。この経験から我々は重水素減少水を消費している肺ガン患者の肺ガン誘発に関わっている臨床結果で遺伝子の発現を比較した。動物による経験では、動物が重水素減少水を飲用し、ネズミの肺組織で発ガン性のジメチルアンズアントラセン(DMBA)がp[Protein]53(蛋白質53、ガン抑制遺伝子の1つ)、bcl-2(B2細胞リンパ腫遺伝子)及びKras(カーステンラット肉腫ウイルス遺伝子、細胞が増殖する際に働く遺伝子の1つ)の過剰発現を誘発するため使用された。臨床試験では129患者に化学療法、放射線治療そして抗原免疫増強剤、非毒性セラピーとして重水素減少水が受けた。重水素減少水はネズミの肺中でp53, bcl-2そしてKrasジメチルアンズアントラセン誘導による発現を著しく減少出来る。開存以内に、中間生存は男性で25.7ヶ月 CI[22.3;29.1]、女性で73.6ヶ月CI[50.6;96.7]と統計的にも著しい違いがあった。転移性脳ガンの中間生存は26.9ヶ月 CI[20.9;32.9]であった。累積5年の生存可能性は男性、女性そして転移性脳ガン患者でそれぞれ15%、60%そして26%であった。重水素減少は動物中で抗発ガン剤としてp53、bcl-2そしてKras遺伝子のジメチルアンズアントラセン誘導による過剰発現を防止出来、とりわけ女性の間でガン関連遺伝子抑制による抗ガン・抗原免疫増強剤療法として肺ガン患者の生存を延ばす事が可能となる。

一般に行われている根拠に基づくガン治療と組み合わせた重水素減少水の人への利用に関わる主要結果と基本的規則

G・ショムヤイ、I・ショムヤイ、M・ハスザー、K・クレンペルス

HYD有限責任会社、ガン研究及び新薬開発、ブダペスト、ハンガリー

44前立腺ガン患者で行われた第二段階の臨床試験とは別に、1992年より参画した重水素減少水を少なくとも1日投与されたこれら患者のデータベースが作成された。このデータベースは去る1992年10月より2010年4月に亘りこの主な基準を満たした1969患者
(949男性、1020女性)に言及している。診断から経過観察までの累積期間は5,136年であり、重水素減少水消費開始から経過観察終了までは1,892年だった。調査された集団の中間年齢は55歳だった。評価された1,969患者は59の異なる腫瘍の局在性を表した。評価された患者中で主要な腫瘍タイプ発生率は国立ガン研究所の同じデータと殆ど同一だった。
全検査集団中の中間生存期間は7.7年であった。中間生存期間の長さと重水素減少水消費期間を調査したところ、強力な相関関係が発見された。中間生存期間は患者を小グループに分けて重水素減少水の消費を0-3, 3-6, 6-12, 12-24そして24ヶ月以上にて算出され、中間生存期間を0.7, 4.5, 5.8, 9.9そして17.8年にて発見され、振り返られた。経過観察中に1,969患者中583患者(303男性、280女性)が亡くなった。重水素減少水消費を始めて後に患者の59.3%は6ヶ月以内に、36.1%は3ヶ月以内に亡くなった。失敗に終わったこれらのケースの可能性ある理由の調査をしていて我々が発見したことは、重水素減少水投与の中間期間は患者が重水素減少水を3ヶ月以上消費していない場合はわずか37日間で、また重水素減少水を3ヶ月以上に亘って消費したグループのそれは288日間となり。重水素減少水投与期間はこの病気の予後に確定的な要因を影響している。99人の患者グループでは、殆どの場合に長期消費後に重水素減少水の使用を中断し、その後再開したにも関わらず回復を繰り返し、寛解した。中間期間は診断から重水素減少水使用開始までが174日で、重水素減少水消費の期間は1,015日であった。この小グループでは診断から経過観察期間までに残存期間585年の累積生存期間中に僅か8患者が亡くなっただけで、中間生存期間を算出するのは非常に低い死亡率のため不可能だった。我々は重水素減少水治療から通常のの統合腫瘍学セラピーへの統合がガン患者の中間生存期間を延ばすかもしれないと結論する。重水素減少水の有効性は重水素減少水療法の長さ次第である。転移性乳ガン、肺ガンそして前立腺ガン患者の同種集団による統計分析は以前から行われており、重水素減少水を使用する1,969患者のデータが存在する評価は、重水素減少水から広く許容され且つ適用されている腫瘍学セラピーの統合を通じて、殆どの通常腫瘍タイプで苦しんでいるガン患者の中間生存期間を2,3倍延ばす事を成し遂げるやもしれないことを結論する。