重水素低減水とは、水中の「重水素」の濃度を下げたものを言います。 Deturial depletion water(DDWATER)、重水素減少水とも呼ばれています。
 人工的には、蒸留法など様々な手法によって製造することができます。重水素の濃度が少ないほど良い水であると言えるので、コストをかけずにどれだけ重水素を減らせるかが重要な点となります。
 また、水に含有される重水素の量は気圧によって変化しますので、高地の天然水は自然の重水素減少水となっています。例えばヒマラヤのフンザ地方などでは、1リットル中の重水素が133mg(133ppm)程度しか含まれていません。通常の天然水が150ppmですので、重水素が有意に少ない水であると言えます。そして、この地域は長寿であることが知られています。同様に、ロシアのコーカサスやアンデスのヴィルカバンバなども長寿の地域となっていますが、いずれも重水素濃度の低い水が流れています。これは、後述するように重水素減少水には免疫力を高める効果があるため、常に飲用することで寿命が延びるからだと考えられます。
 
 
 人体の重水素濃度が減少すると、酵素反応速度が促進され、免疫力が著しく向上します。重水素減少水は、人体の酵素反応速度を向上させます。免疫機能は様々な酵素の反応の組み合わせで成り立っていますので、重水素濃度を減少させることで酵素活性値はサイクル換算で10〜20倍に向上します。
 実際に、重水素減少水を飲用した患者さんは、免疫抵抗力を示すNK値が向上します。NK値とは「ナチュラルキラー細胞活性値」の略語で、この低下が永続すると、がんなどの様々な疾病が発生します。健常者のNK値の基準値は、男性が43〜54、女性が41〜50となっていますが、60以上のNK値を維持することは長生きのための条件の一つです。

 

 
 約20年前から、ハンガリーの分子生物学者であるガボール・ショムヤイ博士が、体内の重水素を軽減することによって、がんをはじめとする様々な疾患が改善することをつきとめ、多くの研究発表をしています。
 著書「Let's Defeat Cancer!(さあ、がんをやっつけましょう!)」に述べられています。
つまり、重水素低減水を日常的に摂取して、体内の重水素濃度を下げると、体内の免疫力が向上し、病状が改善するというものです。
 日本においても最近、末期がんの患者さんの延命効果が認められるようになり、徐々に社会に浸透しつつあります。
 
 
 
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